FC東京は見せ場なくホームで0―2 4戦ぶり黒星に松橋力蔵監督「見るところが少ない残念なゲーム」

2025年4月29日(火)19時38分 スポーツ報知

清水に完敗し悔しげな表情で引き揚げるFC東京の選手たち(カメラ・山崎 賢人)

◆明治安田J1リーグ▽第13節 FC東京0—2清水(29日・味スタ)

 FC東京は前半アディショナルタイム1分に清水にPKで先制点を与えると、後半34分には元日本代表FW乾に決められ、0—2で完敗した。シュート数では10対5と上回ったが、チャンスは前半16分のFWマルセロヒアン、FW仲川が連続でシュートを放った場面や、後半19分のヒアンのヘディングなど数えるほどだった。

 前節25日のG大阪戦(国立、3〇0)で9戦ぶり勝利を手にした勢いを、この日は発揮できず、松橋力蔵監督は「多くのファン、サポーターの方がスタジアムに足を運んでくださり、我々をサポートしてくれたにも関わらず、本当に見るところが少ない、非常に残念なゲームをしてしまった」と振り返った。

 指揮官は「攻撃のバリエーションというか、手を替え品を替え、相手を揺さぶって、そこから押し込めるようなクオリティーを発揮することが今日はできなかった」と分析。4試合ぶり黒星で、シーズン6敗は全て完封負けという現実に「もっともっとできると思っている」と受け止めた。「ぐらぐら揺れ動いているわけではないが、ちょっと揺れている状態が続いていると感じている」と話した。

 3バックの一角で出場したDF安斎は「つなぐのか蹴るのか、そこが合わず、終始ちぐはぐした展開になった」と反省した。「あの一本(先制点)でエスパルスさんも余裕が出てしまったと思う。自分たちが前半の最後、展開を難しくしてしまった」と振り返った。「(蹴るのかつなぐのか)試合中に改善しないと、毎回これの繰り返しになってしまう」と自分たちに言い聞かせるように話した。

 ゲーム主将のMF高は「またすぐ試合が来るので、全員違う方向を向いていたら難しくなる。同じ方向を向いて、しゃべりながらやっていきたい」と前を向いた。

スポーツ報知

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