ソフトバンク 逆転負けで今季4度目3連敗...杉山が延長10回に痛恨被弾、山川トップタイ5号も空砲
2025年4月29日(火)21時22分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ ソフトバンク1—2日本ハム(2025年4月29日 みずほペイペイD)
ソフトバンクは29日の日本ハム戦(みずほペイペイD)に逆転で敗れ、今季4度目の3連敗を喫した。2回に山川穂高内野手(33)の左越え5号ソロで先制したものの、7回に同点に追いつかれると、延長10回に杉山一樹投手(27)が勝ち越しソロを被弾した。
主砲が連敗中のチームに勢いをつけた。0—0の2回先頭、山川が日本ハム・伊藤の直球を左翼スタンドに運ぶ特大の先制ソロ。13試合ぶりとなるリーグトップタイの5号に「真っすぐを完璧に捉えることができました。しっかりといいイメージをもって打席に入ることができました」と声を弾ませた。
先発のモイネロは2回先頭からの連続四球で無死一、二塁のピンチを迎えたが無失点で切り抜けた。しかし7回に先頭から連続安打を浴びると、1死一、二塁で代打・吉田に左越えへ同点適時二塁打を許し7回4安打1失点で降板。「相手はすごくいい投手。そういう投手と投げ合って、いい試合をつくれたのは本当に良かった。最低限の仕事はできたと思うし、次もまた頑張ります」と振り返った。
2番手の松本裕、3番手のオスナがその後を無失点に抑えたものの打線が勝ち越せず、そのまま延長戦に突入した。すると10回に4番手の杉山が初球で水野に右越えソロを被弾。直後の攻撃で無死二塁の好機を迎えたが得点は奪えず、ソフトバンクが今季4度目の3連敗を喫した。