ロッテ 今季初のサヨナラ負け 8回勝ち越し後に逸機...吉井監督「バント失敗が全て」
2025年4月29日(火)17時7分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ ロッテーオリックス(2025年4月29日 京セラD大阪)
ロッテの先発・西野は2回に広岡に左越え先制ソロを許したものの、失点はその1点だけ。ただ、5回までに91球と球数を要し、リードを許した状態で降板となった。2番手の中森が2回を1安打無失点と好投。打線は7回1死から西川の左前打、続く池田の左翼線への適時二塁打で同点。8回には茶谷の中前打に敵失が絡んで無死一、三塁とし、藤岡のセーフティースクイズが内野安打となって勝ち越した。
ところが、その裏、3番手のゲレーロが1点を失い、2—2の9回には4番手の横山が1死三塁から麦谷に右前打を浴びて今季初のサヨナラ負けを喫し、借金1となった。
8回の勝ち越し後、なお無死一、二塁で中村奨が送りバントを2度失敗し、ソトが遊ゴロ併殺に倒れて追加点を奪えず。吉井監督は「バント失敗が全てですね。ああいうところで、きっちりしていかないと優勝を狙うチームにはなれない。いくつかバントは決まったんですけども、あそこは本当に大事なバンドだったんで、ああいうの一発で決められるように、みんなで練習していきたい」と話した。