【ロッテ】連敗で借金2 VS左腕に苦しむ打線に吉井監督「何かを変えていかないと」
2025年4月30日(水)22時28分 スポーツ報知
ベンチで試合を見守る吉井理人監督(カメラ・朝田 秀司)
◆パ・リーグ オリックス5—0ロッテ(30日・京セラドーム大阪)
ロッテは投打ともに元気がなくオリックスに連敗。11勝13敗の5位で4月を終えた。
中6日で先発した種市篤暉投手は、2回に西川のソロで失点すると、3、4回にも2失点ずつ。5回までに先発全員の11安打を浴びて5点を失い、今季2敗目。
打線はオリックスの先発左腕・田嶋の緩急にまったく対応できず、初回2死から藤原恭大外野手が中前安打を放ったものの、2回から8回まで無安打。1点差の3回には敵失をきっかけに1死三塁としたが、岡大海外野手が一邪飛、藤岡裕大内野手も三振で得点機を逃した。9回1死から代打・池田来翔内野手が右前安打を放ったが、計2安打で今季4度目の完封負けを喫した。
試合後、吉井理人監督は種市について「バッター有利なカウントが多かった。今年は三振も少ないので、彼本来のボールはまだ投げてないですね」と分析。打線は開幕から相手の先発が左投手だった試合で4勝9敗だけに、「田嶋だけじゃなくて、本当に左ピッチャーにずっとやられてる。何かを変えていかないと今後も前に進んでいかないんで、頑張ります」と、左腕コンプレックス解消を課題にあげた。
ロッテは2日から敵地で最下位ソフトバンクとの3連戦に臨む。