日本人3選手が所属するNECナイメヘン、シーズンが失敗に終わる危機
2025年4月30日(水)15時0分 FOOTBALL TRIBE

FW小川航基、MF佐野航大、FW塩貝健人の3名の日本人選手が所属するオランダ1部のNECナイメヘンは、今2024/25シーズン第30節までに13位にとどまっている。
オランダ1部では、8位と9位のチームがUEFAヨーロッパリーグ(EL)のプレーオフに進出できるが、ナイメヘンはリーグで13位に位置しており、8位のヘーレンフェーンにすでに7ポイント差をつけられている。残り4試合でその差を埋めるのはほぼ不可能だと予測されており、プレーオフ進出が困難な状況にある。
これまで15敗を喫しているナイメヘンだが、その多くは精神面の欠如が影響しているとオランダメディア『GLD』が伝えている。特に4月27日に行われたヘーレンフェーン戦(0-1)でその傾向が顕著だった。
キャプテンのMFディルク・プロペルは、ナイメヘンが自らを厳しい状況に追い込んだことを痛感しており、まずはチームのプレーを改善する必要があると同メディアが伝えている。守護神GKロビン・ルーフスはいくつかの重要なセーブを決めて試合を救ったが、それはチームの不調を反映していた。
ナイメヘンは今後4試合で3勝しなければ、プレーオフ進出は絶望的となる。今シーズンの目標としてきたプレーオフ進出を達成できなければ、シーズン前の投資が失敗に終わることになる。残り試合で奇跡を起こせるのか、日本人3選手の活躍に期待したい。