【天皇賞・春】ブローザホーンが宝塚記念以来のG1・2勝目へ 吉岡調教師「状態はもう一段上がっている」
2025年4月30日(水)12時33分 スポーツ報知
坂路を併せ馬で追い切ったブローザホーン(左)(カメラ・渡辺 了文)
◆第171回天皇賞・春・G1(5月4日、京都競馬場・芝3200メートル)追い切り=4月30日、栗東トレセン
昨年2着のブローザホーン(牡6歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父エピファネイア)は坂路を56秒0—13秒5。時計は目立たないが、実質的な最終追い切りは先週末に終わらせており、当週の軽めは予定通り。シャープな脚どりで好仕上がりを印象づけた。「いつも通りレース直前はメンタル面を重視で。状態はもう一段上がっている」と吉岡調教師はうなずいた。
昨秋は3走連続2けた着順に終わったが、前走の阪神大賞典は3着。スタミナ豊富で、さらなる距離延長も歓迎だ。トレーナーは「生粋のステイヤー。スタミナを生かす形がいいので、一番合っている舞台」と力を込めた。