【欧州CL】パリSGが敵地で1―0先勝 パス26本つないでデンベレ決勝弾「強いまとまり示した」

2025年4月30日(水)7時42分 スポーツニッポン

 ◇欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦 アーセナル(イングランド)0—1パリ・サンジェルマン(フランス)(2025年4月29日 ロンドン エミレーツ・スタジアム)

 パリ・サンジェルマン(SG)が敵地で1—0と先勝した。前半にFWデンベレが挙げた1点を守り切り、5季ぶり2度目の決勝進出へ向けて一歩リードした。第2戦は5月7日にパリで行われる。

 両者は昨年10月の1次リーグでも対戦し、アーセナルが2—0で勝っていた。既に国内リーグ優勝4連覇を決めているパリSGはベストメンバーで臨み、試合開始からペースを掌握。前半4分、中盤まで下りてパスを受けたデンベレが持ち上がって左サイドへはたき、FWクバラツヘリアの折り返しを左足ダイレクトで叩き込み先制した。データ会社「OPTA」によると26本のパスをつないで決めたもので、2003〜04年シーズン以降、CLでのパリSGの最多記録となった。

 準々決勝で前回王者レアル・マドリード(スペイン)を撃破したアーセナルはケガ人が多く、MFパルティも出場停止。それでも前半途中から流れをつかみ、後半3分にFKをMFメリーノが頭で合わせたが、VARでオフサイドと判定されてノーゴール。同12分にはFWトロサールのシュートがGKドンナルンマが指先ではじくスーパーセーーブに防がれ、ゴールを割ることができなかった。

 パリSGのMFビティーニャは「素晴らしい夜だった。もっと点が取れた場面もあったが、試合の大半でボールを支配していた。試合中はさまざまな状況に対応しなければならなかったが、ディフェンスもアタックもうまくやれた」と笑顔。26本パスをつないだゴールを「我々のダイナミックさと強いまとまりを示している」と誇った。ルイスエンリケ監督も「我々らしさを見せることができた。我々のスタイルで早い時間に決めることができた」と話し、ドンナルンマの好守を「それがGKの仕事だから。そのために彼らは毎日努力している」と称えた。

一方、アーセナルのGKラヤは「最初は向こうに支配されたが、(前半)25分以降の内容ならどんなチームにも勝てる。まだハーフタイム。今季はアウェーでも勝てることを証明してきたので、来週はパリに乗り込んで勝つつもりだ」と逆転突破を誓った。アルテタ監督も「我々にはパリで勝てる力がある」とチームへの信頼を口にした。

スポーツニッポン

「パリ」をもっと詳しく

「パリ」のニュース

「パリ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ