先発緊急降板を救ったド軍26歳の“快投”に高まる期待「マジで先発いけるんじゃ?」

2025年4月29日(火)5時20分 ココカラネクスト

カスパリアスは緊急登板に関わらず、ロングリリーフでしっかりと試合を作った(C)Getty Images

 救世主となれるか。

 現地4月27日(日本時間28日)のパイレーツ戦に先発したタイラー・グラスノーは初回に2被弾と不安定な立ち上がり。その後、2回の投球練習中に「右肩の違和感」を訴えて、緊急降板となった。

【動画】グラスノーはバルデスに初回、2本目のホームランを許した

 チームの危機に立ち上がったのは救援のベン・カスパリアスだった。

 試合序盤とあって、ブルペンで肩も作っていなかったが、急遽投球練習を行いマウンドへ。3回2/3を投げて5奪三振無四球、2安打無失点と完ぺきなパフォーマンスを見せた。

 緊急登板となった2回はケブライアン・ヘイズを遊ゴロ、アダム・フレージャーを中飛、トミー・ファムを見逃し三振と三者凡退に抑えると、続く3回も先頭のアイザイア・カイナーファレファから見逃し三振を奪うなど、2イニング連続の三者凡退とテンポ良く試合を進めていく。

 4回は先頭にヒットを許すも、初回にホームランを放っていた4番のエマヌエル・バルデスから中飛、5番のジョーイ・バート、6番のヘイズから連続の空振り三振を奪うなど圧巻のピッチング。

 5回二死一塁で3番手のアレックス・ベシアにスイッチとお役御免となったが、まさに「救援」の役割を果たした。

 今季は救援として11登板し、防御率「2.91」、3勝をマーク、与えた四球はわずか「3」と安定性が光る。 

 すでにカスパリアスは現地23日(日本時間24日)のブルペンデーとなったカブス戦で1番手として投げているが、そのときも2回2/3を無失点に抑えた。
 
 昨年にメジャー初昇格。2年目となる今季はチームが求める働き、変わらず安定したパフォーマンスを示し続けていることでファンの間からも「マジで先発いけるんじゃ?」「とにかく彼を先発させてほしい」「安定感抜群」など、先発陣が不透明になってきた今、配置転換を希望する声も続々と上がっている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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