優勝賞金約14・5億円…川崎V王手、ACLEとは?今大会から大幅刷新で賞金激増、中東びいきと批判も
2025年5月1日(木)19時18分 スポーツ報知
アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の準決勝が30日、集中開催地のサウジアラビアで行われ、川崎がアルナスル(サウジアラビア)を3—2で破り、初めて決勝に進んだ。ポルトガル代表C・ロナウドらを擁する強豪を振り切った。決勝は日本時間4日午前1時半)から。アルアハリ(サウジアラビア)と対戦する。
* * *
ACLEはアジアの王者クラブを決める大会で、今大会より前身のACLから大幅刷新された。
▼賞金大幅増 優勝賞金は2・5倍の1000万ドル(約14億6000万円)に増額され、J1優勝賞金(3億円)の5倍に迫る額となった。
▼競技力向上目指す 競技レベル向上を掲げ、参加クラブは今大会から40→24となった。1次リーグ、決勝トーナメント1回戦は東アジア、西アジアの2地区に分かれて実施され、準々決勝からサウジアラビアで集中開催となった。
▼日本勢は過去5度V 今大会はJリーグから川崎、横浜M(準々決勝敗退)、神戸(1次リーグ敗退)が参戦した。前身のACLでは浦和が3回、G大阪、鹿島が1回ずつ優勝している。
▼中東びいきと批判も 集中開催地はサウジアラビアとなり、今後も同様となる見通し。中立地扱いながら、日程を含めた組み合わせ、試合の演出などにおいて、西アジア諸国が有利という批判が一部で上がっている。準々決勝ではサウジアラビアの3か国が勝ち上がり、東アジアからは川崎だけが4強入りした。