大谷翔平、3試合連続の今季9盗塁目! 4月終了時点で「50―50」の昨季上回る メジャー最速30得点

2025年5月1日(木)4時54分 スポーツ報知

◆米大リーグ ドジャース—マーリンズ(30日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が4月30日(日本時間5月1日)、本拠地・マーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。1点リードの3回無死一、二塁の第2打席は投ゴロに倒れたが、併殺崩れで一塁に残ると、2番・ベッツの初球に完璧なスタート。いとも簡単に二盗を決め、3試合連続の今季9盗塁目とした。盗塁王争いではリーグ単独5位となった。

 その後ベッツの左前適時打で大谷は二塁から一気にホーム生還。両リーグ最速で30得点に到達した。

 マ軍先発はC・クワントリル投手(30)。大谷はド軍移籍前のエンゼルス時代からガーディアンズに所属していた右腕とは対戦経験豊富で、この日まで通算16打数5安打4四球の打率3割1分3厘、3打点。本塁打こそないが、相性は悪くない相手だ。初回先頭の第1打席は左飛に倒れていた。

 前日29日(同30日)の同戦では、待望の“パパ1号”が飛び出した。1点を追う初回先頭で出場8試合ぶりの7号同点ソロ。今季2本目、通算14本目の先頭打者本塁打で記念すべき一発を飾った。22年のサイ・ヤング賞右腕・アルカンタラの初球、95・5マイル(約153・7キロ)のシンカーを振り抜き、今季自己最速の打球速度114・1マイル(約183・6キロ)、打球角度23度、飛距離394フィート(約120・1メートル)で右翼の敵軍ブルペンに打ち込んだ。

 真美子夫人の出産に立ち会うための産休制度「父親リスト」から復帰8試合、34打席目で生まれた初アーチ。「(妻が)出産してから打てていなかったので、いい1本になったかなと思います」と笑った。

 この日は、昨季42試合で打率3割5分7厘、19本塁打、35打点と打ちまくった得意のデーゲーム。史上初の「50—50」(50本塁打、50盗塁)を達成した昨季は4月終了時点で7本塁打、5盗塁だった。今季初の2試合連発となれば、本塁打、盗塁ともに24年シーズンを上回る好発進となる。

スポーツ報知

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