パイレーツ・マカチェン 自身の決勝打に興奮?して6mの右翼席から落下したファンに祈り「神のご加護が」

2025年5月1日(木)12時50分 スポーツニッポン

 ◇ナ・リーグ パイレーツ4—3カブス(2025年4月30日 ピッツバーグ)

 パイレーツのアンドルー・マカチェン外野手(38)が30日(日本時間1日)、本拠でのカブス戦に「3番・DH」で先発出場。7回に決勝の2点二塁打を放ち、チームの4—3の勝利に貢献した。試合後は自身のXで右翼席から落下したファンのために祈りを捧げるメッセージを投稿した。

 マカチェンの決勝打が生まれた際に右翼席でハプニングが発生。右翼席に陣取っていたパイレーツの男性ファンがマカチェンの決勝打に興奮したのか、右翼席からグラウンド上に落下。大の字になって身動きできず、顔面から流血が確認された。米メディアによると、フェンスの高さは21フィート(約6.4メートル)で重体だという。

 場内は一時騒然となったが、その後は両軍選手、ファンが観客の容態を案じて静まりかえった。マカチェンは頭を抱え、十字架のネックレスを握って祈りを捧げる場面もあった。試合は約5分間中断されてから再開された。落下したファンは病院に搬送されたが、現時点で容態は不明だという。試合後、パイレーツのデレク・シェルトン監督はファンの落下事故について「たとえ350フィート(106.7メートル)離れていたとしても、あの落下状況と動かないでいる様子を見て気づきました。とても不幸なこと」と表情を曇らせた。

 マカチェンは試合後に自身のXを更新。「今日の出来事は本当に悲しい。あの男性と、彼の家族や友人のことを考えずにはいられない。彼のことを祈っている。彼の愛する人々のことを考え、今夜、家族を少しだけ強く抱きしめよう。彼が乗り越えてくれることを祈っている。神のご加護がありますように。おやすみなさい」とつづった。

スポーツニッポン

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