ヤクルトGM「内野も外野も守れるということが一番」 18年西武ドラ3野手を獲得

2025年5月2日(金)6時30分 スポーツ報知

ヤクルトへのトレードが発表された山野辺翔がスーツ姿で西武ナインにあいさつ(カメラ・頓所 美代子)

 ヤクルトは1日、西武から山野辺翔(かける)内野手(30)を金銭トレードで獲得したと発表した。背番号は37。小川GMは「内野も外野も守れるということが一番(の獲得理由)。守備、走塁に関しての期待値が高い」と評価。過去にもトレードの打診を行ったが、数年越しのアプローチが実った。

 今季は主力に故障者が続出。村上が上半身のコンディション不良を再発し、長岡は右膝の後十字じん帯損傷で長期離脱。外野では塩見が左膝の手術で今季中の復帰は絶望的だ。また、丸山和も右手を手術してリハビリ中とあり、ユーティリティープレーヤーの緊急獲得に動いた。

 また、昨年の育成ドラフト3位・下川隼佑投手(25)と年俸500万円(金額は推定)で支配下契約を結んだ。背番号は69。今季は2軍で5試合に登板し2勝1敗、防御率1・80。サブマリン右腕は「応援に応えられるよう、精いっぱい頑張ります」と意気込んだ。

 ◆山野辺 翔(やまのべ・かける)1994年5月24日、東京・府中市生まれ。30歳。桐蔭学園—桜美林大を経て三菱自動車岡崎から2018年ドラフト3位で西武に入団。ヤクルト・茂木とは毎年母校・桐蔭学園で自主トレをともにする仲。170センチ、74キロ。右投右打。今季年俸は1200万円(金額は推定)。

 ◆下川 隼佑(しもかわ・しゅんすけ)2000年3月22日、横浜市生まれ。25歳。湘南工大付—神奈川工大—BC新潟—オイシックスを経て24年育成ドラフト3位でヤクルト入団。昨季はイースタン最多102奪三振。176センチ、88キロ。右投右打。

スポーツ報知

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