驚異の離れ業 渋野日向子が自身初の“連続イーグル奪取”に「ビックリしました、そんなことあるの?って」
2025年5月3日(土)3時43分 ALBA Net
渋野日向子が日本勢トップの3位タイでホールアウト(撮影:GettyImages)
<ブラックデザート選手権 2日目◇2日◇ブラックデザート・リゾートGC(ユタ州)◇6629ヤード・パー72>
米国女子ツアー新規大会の第2ラウンド。渋野日向子が、とんでもないプレーでリーダーボードをかけ上がった。インから回ると、前半13、14番でイーグルを連発。後半もスコアを伸ばす“渋野劇場”を、深夜の日本に届けた。
まずは1つボギーを叩いた直後の13番パー5。残り196ヤードの2打目を4番ユーティリティで打つと、これが“お先に”の距離につく楽々イーグルに。「ちょっと左でいいなと思ったけど右に出た」というのが、奏功した。すると続く14番パー4でも、残り77ヤードから58度で打った2打目がピン奥1メートルにキャリーし、バックスピンで直接カップイン。「入るところは見えないけど、すごくいいところに飛んでいった。上にいたギャラリーさんに“ワーッ”て言ってもらえてよかったです」と笑みを浮かべた。
さすがにこのできごとは本人も驚愕。「連続はないと思う。ビックリしました。そんなことあるの?って」と目を丸くする、日米ツアー通じてキャリア初のできごとだ。
最終的に2イーグル・5バーディ・2ボギーの7アンダーで今季自己ベストとなる「65」で回り、トータルスコアも9アンダーまで伸ばした。ホールアウト時点で首位と2打差の3位タイ。急浮上した。「2連続イーグルが自分にとってはすごくびっくりした出来事でした。そのあと流れを切らさずに、ボギーも来ましたけど、しっかり切り替えてできたのがすごくよかった」と一日を振り返る。
これで、先週の「シェブロン選手権」に続き、決勝進出も確実な状況に。それどころか、まだ午後組は残っているが、いい位置で週末に向かうことができる。「ちょっとした緊張感はあると思いますし、まだ午後組も終わってないですけど、(決勝ラウンドは)いいところでできると思うとすごく楽しみな気持ちもあるので、しっかり自分らしいプレーができるように頑張ります」と意気込んだ。
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