初代女王・大阪Mの田中瑞稀主将「歴史に名を刻めてうれしい」CSのMVP NEC川崎に2戦完勝…SVリーグ女子決勝

2025年5月3日(土)20時31分 スポーツ報知

初代女王に輝き、表彰台で笑顔を見せる大阪Mの選手たち(カメラ・相川 和寛)

◆バレーボール ▽大同生命SVリーグ女子 チャンピオンシップ決勝第2戦 大阪M 3(25—22、25—21、25—16)0 NEC川崎(3日、東京・有明アリーナ)

 チャンピオンシップ(CS)第2戦で、レギュラーシーズン(RS)1位の大阪Mが同2位のNEC川崎をセットカウント3—0で下し、昨秋に幕を開けた新リーグで初代女王に輝いた。昨季前身Vリーグ決勝で敗れていた相手に対し、2戦連続のストレート勝ちで雪辱し、コート上で歓喜の輪ができた。

 CSの最高殊勲選手に輝いた田中瑞稀主将は「大同生命SVリーグの初代女王という歴史に名を刻めてすごくうれしいです。最高です!」と絶叫した。パリ五輪代表でチームの主軸・林琴奈は「今シーズンは苦しい時期も多かった。最後に優勝できて、みんなの思いが報われた」と喜びをかみしめた。就任1季目で頂点に立った酒井大祐監督も「すごくうれしい。選手のおかげ」と感謝を込めた。

 大阪Mは、44試合のRSで37勝を挙げて首位を独走した。CSでは前週の準決勝でRS4位のデンソーに先勝を許したが、崖っぷちの状況から2連勝で決勝にコマを進めた。蓑輪幸、リセ・ファンヘッケの得点源に加え、田中、林の主軸が躍動。25年日本代表登録メンバーのセッター・塩出仁美、アウトサイドヒッター・宮部愛芽世も途中出場し、女子日本代表の監督に就任したフェルハト・アクバシュ氏が視察する前で持ち味を発揮し、優勝に貢献した。

 ◆チャンピオンシップ 2戦先勝制で行われ、1勝1敗の場合のみ第3戦を行う。RS上位8チームが進み、準々決勝と準決勝はRSで上位チームのホームゲームで開催。決勝は5月2日〜4日に東京・有明アリーナで行われた。

スポーツ報知

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