【Bリーグ】大阪は今季最終戦を白星で飾れず29勝31敗 藤田HC「次につながるシーズン」
2025年5月4日(日)18時30分 スポーツニッポン
◇バスケットボールりそなBリーグ1部第36節 大阪エヴェッサ76—85長崎ヴェルカ(2025年5月4日 おおきにアリーナ舞洲)
大阪エヴェッサはホームで開催された今季最終戦を白星で飾れなかった。藤田弘輝新ヘッドコーチで臨んだ今季を29勝31敗で終えた。
試合は勝利を求める選手たちの思いが伝わる熱戦となった。1Qは長崎の猛攻に防戦を余儀なくされ19—25とリードを奪われた。2Qは途中10点差をつけられたが、クオーター途中から反撃に転じて43—44で前半を終えた。
3Qも序盤は苦戦を強いられる場面もあったが、61—65の4点ビハインドで終了。すべては4Qの内容にかかっていた。4Qも途中は10点差とリードを広げられたものの、粘りは見せた。残り2分時点で5点差。しかし、大事な場面でターンオーバーを許してしまったり、大事なポイントでのシュートが決まらなかった。
藤田ヘッドコーチは「勝てなかったのは残念ですが、60試合ハードワークはできたシーズンだったと思う。次につながるシーズンにはなった」と来季に向けて気持ちを切り替えていた。
試合後はシーズン終了のセレモニーも行われ、シーズン途中で故障離脱していた橋本拓哉(30)が車椅子姿で参加。藤田ヘッドコーチが選ぶ「DOG FIGHT賞」で全選手が選ばれるとチームメートとともに記念写真に納まった。
鈴木達也主将(34)は「いい時間帯が長く続かなかった。長崎のフィジカルの強さに押されるところもあり、ターンオーバーが多くなってしまった」と、この日の試合を振り返り、「ターンオーバーを減らしていく」ことが来季チャンピオンシップ出場の条件に挙げた。