【中日】高橋宏斗が7回2失点で2勝目にも「完投せなあかん」チームは1年ぶりの貯金生活

2025年5月3日(土)5時0分 スポーツ報知

3回1死、羽月隆太郎のゴロを処理する高橋宏斗(カメラ・渡辺 了文)

◆JERAセ・リーグ 広島2—4中日(2日・マツダスタジアム)

 中日が今季最長の4連勝で、今季初、昨年4月29日以来の貯金1とした。高橋宏が7回5安打2失点で2勝目。野手の奮闘に応えて立ち直り「みなさんのおかげ。守備にも散々助けられ、1勝させてもらった」と感謝した。2回に2点を先取されたが、直後に味方が逆転すると、3回から6回は内野安打1本。7回1死一、二塁で堂林を遊ゴロ併殺に仕留め、拳を握った。

 4月25日のヤクルト戦(バンテリンD)の4回途中4失点KOから直球を修正。ブルペン投球も増やしながら「まず気持ち」と奮い立った。好投と大量失点を繰り返し、この日も「まだまだ」と不満。「完投せなあかん」と自身を戒めたが、井上監督は「(高橋宏が)『徐々にいいものは出てきています』と言っていた。自分が感じることが大事」と今後に期待した。

 打線は3戦連続で失点の直後に反撃し「(逆境でも)いけるぜ、という雰囲気」と指揮官。粘り強い攻撃がエースの奮起も呼び、歯車がかみ合った。(安藤 理)

スポーツ報知

「中日」をもっと詳しく

「中日」のニュース

「中日」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ