阪神・藤川監督 「このまま勝っておごらず、丁寧に」 来日初勝利のデュプランティエに「彼は大丈夫」
2025年5月3日(土)17時53分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 阪神7—1ヤクルト(2025年5月3日 甲子園)
阪神は投打がかみ合って連勝した。巨人と並んで首位に浮上した。
先発のデュプランティエが来日初勝利を挙げ、4番の佐藤輝が2試合連続で勝利打点を挙げた。藤川監督は「5月はまだ始まったばかりですから。このまま勝っておごらず、丁寧に。まあペナントレースですから、(そうやって)やっていくと。選手はみんな思っていると思います」と語った。
4盗塁のほか、好走塁が光ったゲームを聞かれると「選手に聞いてもらって(もらえたら)。まだまだ始まったばかりですから」と語り、選手にフォーカスを当てるように求めた。
デュプランティエについては「これからどんどんというか、一つ一つ、この日本での成功のためにね、練習から丁寧に丁寧にする選手ですから、非常にこの先、楽しみにしています」と期待を寄せ、「1つ簡単だなと思った瞬間に、進歩が止まりますからね。大丈夫だと思いますけど、彼の場合は。積んできた人生経験とかが生きて、これからも生きてくると思いますね」と、さらなる白星の積み重ねを願った。
湯浅が23年11月2日の日本シリーズ第5戦以来の甲子園でのマウンドを1回無失点に抑えた。「普通ですね。良かったです」と語るにとどめ、1軍再昇格後の初登板になった工藤についても「成長はどうでしょうね。投手コーチに聞いてもらえれば」と話した。
大入りのスタンドのファンに向けて「タイガースらしいというか、今年で90周年ですけど、100周年の時には今の子供たちがタイガースでプレーしたいと思ってもらえるようにしたいですね。選手たちもそう思いながら、プレーしていると思うし、それを日々励みにしながらやっていきたいですね」と感謝した。