【リーグワン】SH流「成長した実感がある」東京SGは下克上Vへ手応え上々
2025年5月3日(土)20時11分 スポーツニッポン
◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第17節 東京SG 43—34 BR東京(2025年5月3日 東京・味の素スタジアム)
4季連続のプレーオフ(PO)進出を狙う6位の東京SGは、8位のBR東京を43—34で破り、8勝目(2分け7敗)を挙げた。総勝ち点は40となり、あす4日の横浜—神戸戦(東京・秩父宮ラグビー場)で横浜が勝ち点5を獲得できない場合は、PO進出が決定する。
チームの大黒柱の1人、SH流大は「緊張感があり、負けられない気持ちだった」と熱戦を振り返った。チームは相手を3トライ以上奪って勝てばPO進出が決定する状況だったが、敵陣でのペナルティーではショットを選択。後半には4トライを許すなど、セーフティーリードを保ちながらもボーナスポイント(BP)を獲得できなかったが、「BPの話は一切出てない。1点でもいいから勝つことに集中した」と語った。
今季は開幕4戦目まで白星なし。5戦目でようやく初勝利を挙げたものの、その後も一進一退が続くなど、苦しいシーズンとなった。それでもPO進出が目前に迫り、「リーグワンのレベルが上がり、どのチームが勝っても驚かない。自分たちも成長した実感がある」と流。確かな手応えをつかみ、下克上Vへと突き進む。