伊東勤氏 西武打線に求めるのは本塁打より執着心「物足りなさはあるが昨年と比較したら...」
2025年5月3日(土)14時11分 スポーツニッポン
西武、ロッテの監督を歴任した伊東勤氏(62)が、自身のYouTube「110チャンネル【伊東勤】」を更新。古巣・西武の復調について語った。
「若手とベテランが調和して昨年と違う粘りのある野球をやれている」とここまでの戦いを振り返った。
昨年シーズン91敗を喫した西武だが、今季は26試合消化時点で貯金「2」それでも7本塁打はリーグ最少。物足りなさを指摘する意見もあるが、伊東氏はその声を否定した。
「ここのチームにランナーを置いてデカいのを求める野球ではなく、やっぱり1点ずつ積み重ねていく。このスタイルで1年間乗り切ってほしい」
西武は「秋山、清原、デストラーデ」、「カブレラ」「中村剛也」「山川穂高」と一発のイメージが強いが、伊東氏は強いチームをつくるにはまずは「1点を取ることに執着しながら戦いを進めていくことが大事。物足りなさはあるが昨年と比較したらできている」と説明。新星ライオンズに期待した。