プレミア最優秀賞のサラー、チェルシーで活躍できなかった理由とは?

2018年5月4日(金)18時42分 サッカーキング

サラーは今シーズン、リヴァプールの活躍に大きく貢献している [写真]=Getty Images

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 今シーズン、リヴァプールの攻撃の要となっているエジプト代表FWモハメド・サラーは、PFA年間最優秀選手賞に輝いた。しかし、かつてチェルシーに所属していた頃は1年間でわずか19試合の出場に限られていた。サラーが当時、チェルシーでなぜ活躍できなかったかを独自の分析で、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 サラーは2014年の1月に約1600万ポンド(約23億円)に登る移籍金でバーゼルからチェルシーへ加入した。高いポテンシャルを秘めている選手であると、リヴァプールを含む複数クラブから高く評価されていた。

 当時、チェルシーの指揮官を務めていたジョゼ・モウリーニョ監督はサラーについて次のように話していた。

「彼は足が速く、攻撃センスに優れている選手だ。彼は努力することに対して労を惜しまない、良いメンタリティーを持つスポーツマンだよ。周りの選手たちと共に成長して欲しいと思う」

 加入直後は途中出場などを通して、モウリーニョ監督に好印象を与えていたサラーだが、当時のチェルシーの選手層の厚さを破ることはできず、出場機会が激減していった。

 当時のチェルシーの攻撃陣はドイツ代表FWアンドレ・シュールレ、ベルギー代表MFエデン・アザール、ブラジル代表MFオスカルや、同代表を務めるウィリアンなど、サラーよりも経験値の高い選手が肩を並べていた。

 最終的にモウリーニョ監督のピッチ上での信頼を得ることはできずに2015年1月にフィオレンティーナへのレンタル移籍が決定し、わずか1年で放出されてしまった。

 そんなサラーは6日に行われるプレミアリーグ第37節で、古巣チェルシーとアウェイで対戦する。

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