アーセナルはライスの得点で先制も…ボーンマスがセットプレーからの2得点で逆転勝利
2025年5月4日(日)3時36分 サッカーキング
ボーンマスがセットプレーからの2得点で逆転勝利した [写真]=Getty Images
前節終了時点で18勝13分3敗を記録し、勝ち点「67」で2位に位置するアーセナル。前節からのスタメン変更は、欠場したユリエン・ティンバーに代わってベン・ホワイトが先発出場したほか、右ウイングにラヒーム・スターリングではなくブカヨ・サカが起用された。
対するボーンマスは現在勝ち点「50」のリーグ10位。チャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、カンファレンスリーグ(ECL)出場権獲得の可能性は残っているだけに、負けられない一戦となる。
立ち上がりは、ボーンマスが前から積極的にプレスを掛けていく。対するアーセナルは、ボール保持の場面で左サイドバックのマイルズ・ルイス・スケリーがボランチの位置にポジションを移し、プレスをかわしてゴールに迫っていく。
34分、アーセナルが先制する。マルティン・ウーデゴーアがスルーパスを送ると、抜け出したデクラン・ライスがゴールに流し込んで先制点をもたらす。ライスは、アーセナルでの公式戦100試合目の出場を自らのゴールで祝った。前半はアーセナルが1−0とリードして終える。
後半に入り67分、ボーンマスがスローインから試合を振り出しに戻す。敵陣右サイドからアントワーヌ・セメンヨがロングスローをボックス内に放り込むと、ディーン・ハイセンが頭で合わせた。
さらに75分、ボーンマスが左CKのチャンスを得ると、エヴァニウソンがボールを体で押し込んで逆転。アーセナルを相手に、ボーンマスがセットプレーから2得点を記録した。
その後、両チームともに得点することはなく、ボーンマスが2−1というスコアでアーセナルに勝利し、シーズンダブルを達成した。
公式戦連敗となったアーセナルは7日にCL準決勝セカンドレグでパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦。プレミアリーグの次節で、アーセナルは11日にアウェイで王者リヴァプールと、ボーンマスは10日にホームでアストン・ヴィラと対戦する。
【スコア】
アーセナル 1−2 ボーンマス
【得点者】
1−0 34分 デクラン・ライス(アーセナル)
1−1 67分 ディーン・ハイセン(ボーンマス)
1−2 75分 エヴァニウソン(ボーンマス)
【動画】ボーンマスがロングスローから得点!