先勝許したアーセナル…守護神ラヤが敵地での逆転に意欲「どんなチームにも勝てると確信」
2025年4月30日(水)16時50分 サッカーキング
アーセナルのゴールマウスを守るラヤ [写真]=Getty Images
CL準決勝ファーストレグが現地時間29日に行われ、アーセナルは本拠地『エミレーツ・スタジアム』にパリ・サンジェルマン(PSG)を迎えた。開始早々の4分にウスマン・デンベレに先制点を献上すると、追加点こそ許さなかったものの、ガブリエウ・マルティネッリやレアンドロ・トロサールの決定機は相手GKジャンルイジ・ドンナルンマがことごとくセーブ。そのまま0−1で敗れ、アドバンテージを手にすることはできなかった。
守護神ラヤは試合後に「立ち上がりのPSGは非常に素早く、ゴールを奪った。最初の15分間は支配されてしまったが、その後は僕たちも試合を支配したと思う。チャンスは何度かあったが、ドンナルンマが素晴らしいセーブをした。彼らはチャンスをものにしてゴールを奪った。僕たちにも得点のチャンスはあったが、決め切ることができなかった」と振り返り、敗戦に悔しさを滲ませるとともに内容には一定の手応えを示した。
1点ビハインドで敵地『パルク・デ・プランス』へ乗り込むこととなったアーセナル。それでもラヤは「25分からは僕たちがどんなチームにも勝てる力があることを示せた。今シーズンはアウェーで勝てることも証明してきたので、来週も勝利を目指してパリに乗り込むつもりだ」と自信をのぞかせる。アーセナルは今シーズンのCLで6試合アウェーゲームを戦い、戦績は4勝1分1敗。準々決勝セカンドレグではレアル・マドリードの本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』でも勝利を収めた。
PSGを逆転し、19年ぶりに決勝へ駒を進めることはできるだろうか。ラヤは「試合に臨む時は、常に同じ姿勢で臨むように心がけている。今日は相手を後手に回して苦しめたし、良いプレーができたと思う。相手にもチャンスはあるが、それがフットボールだ。どんなチームにも勝てると確信しているよ」と意気込みを示した。
セカンドレグは日本時間5月8日の午前4時キックオフ予定。アーセナルでは累積警告でファーストレグを欠場したガーナ代表MFトーマス・パルティの先発復帰が予想されている。
【ハイライト動画】PSGが序盤のデンベレ弾でアーセナルに先勝!