小西たかのり アルバトロスで首位浮上!前週は前澤杯で初優勝 初Vから2週連続なら19年ぶり快挙

2025年5月4日(日)4時0分 スポーツニッポン

 ◇男子ゴルフツアー 中日クラウンズ第3日(2025年5月3日 愛知県 名古屋GC和合C(6557ヤード、パー70))

 第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、前週の前澤杯で初優勝した小西たかのり(33)が第3ラウンドの2番パー5でアルバトロスを達成するなど65の通算6アンダーで、首位に浮上した。初優勝から2戦連続優勝となれば、ツアー史上5人目で、2週連続なら06年のJ・M・シン以来19年ぶりでツアー史上2人目の快挙となる。同じく首位には浅地洋佑(31)と岡田晃平(23)が並んだ。

 2番パー5。小西の第1打はクラブから手が離れ左ラフに入った。だが、残り231ヤードの第2打を4番ユーティリティー(21度)で振り抜くと、ボールはピン手前に落ちて転がり、そのまま吸い込まれた。入った瞬間は見えなかったが、「歓声ですぐに分かりました。まさか入るとは思わなかった。いい感じに風も当たった」。ツアーでは自身初、史上44人目のアルバトロス達成。万歳をしてギャラリーの歓声に笑顔で応えた。

 前日の第2ラウンドは9ホールを残して日没サスペンデッドとなったため、この日は合計で27ホールプレーした。4時起きで「疲れてますね、眠い」と笑ったが、疲れを感じさせないプレーでスコアを大きく伸ばし、首位に立った。

 松山英樹石川遼と同学年の33歳。今季から登録名を本名の貴紀からひらがなに変更し、先週の前澤杯でプロ14年目で悲願の初優勝を挙げた。2週連続の最終日最終組だが、「打つ時は気にしないようにやっている」と平常心を強調した。アルバトロス達成者がその大会で優勝すればツアー史上初。そして2週連続優勝へ向けて「前回と同じ混戦なので、また同じ感じで勝ちたい」と闘志を燃やした。(松岡 咲季)

【岡田 プロ初首位】

 ツアー本格参戦2年目で初優勝を狙う岡田は18番でバーディーを奪い、プロ転向後初めて首位に立った。昨年から取り組んでいるメンタルトレーニングのコーチから「最終日の最終ホールで優勝している自分をイメージしなさい」と言われ、「自分はできる」という明確な考えを持ってラウンドできたという。昨年この大会で優勝した米沢は東北福祉大の先輩。「優勝してガッツポーズしてるイメージを持てている」と力強かった。

スポーツニッポン

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