魔裟斗 逆転KO勝利の井上尚弥を称えたシンプルな言葉が凄い「並の選手なら...」

2025年5月5日(月)22時22分 スポーツニッポン

 元K—1世界王者でタレントの魔裟斗(46)が自身YouTubeチャンネルを更新。プロ2度目のダウンを奪われながら世界スーパーバンタム級4団体統一王者を防衛した井上尚弥(大橋)をシンプルな言葉で称えた。

 魔裟斗は「素直な感想。面白かった」と試合を振り返った。「カルデナスは勇敢だったというのが最初の感想。よく左ジャブを突けていた」と指摘した。

 挑戦者のラモン・カルデナス(米国)に2ラウンド目、ダウンを奪われた井上。

 魔裟斗は「もしかして…と思ったけど、それから井上選手が取り返した」と振り返った。

 6ラウンド目には井上の猛ラッシュでカルデナスを追い込んだ。魔裟斗が指摘したのは「並の選手はあれだけラッシュしたらスタミナが切れる」ということ。

 あの状況であれだけ渾身(こんしん)のパンチを振るい続ければエネルギーが切れても不思議はないし、世界王者クラスでも普通は次のラウンドを疲労回復に使う。

 「でも7ラウンド始まって疲れてなかった」。そして魔裟斗はシンプルに「いかに練習しているか、あそこで分かる」とファイター同士だからこそ通じる最大級の称賛を送った。

 普段のボクサーとしての心構えと私生活にまで言及した魔裟斗の言葉が響いた。

 井上は8回TKO勝ち。ジョー・ルイス(米国)が1948年6月に刻んだ世界通算KO記録を塗り替える23KO。77年ぶりに世界新記録を更新した。

 米国のレジェンドの大記録を塗り替えたことに魔裟斗は「大谷翔平選手のベーブ・ルース超えと同じじゃない?日本人選手が塗り替えちゃった」と、感心した。

スポーツニッポン

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