ソシエダ久保 キレのある動きでファン魅了!「バスクダービー」スコアレスドローも今季9度目MOM選出

2025年5月5日(月)5時54分 スポーツニッポン

 ◇スペイン1部第34節 Rソシエダード0ー0ビルバオ(2025年5月4日 サンセバスチャン)

 スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)が4日、本拠でのビルバオ戦に先発出場。今季6点目はお預けとなったがキレキレの動きでサポーターを魅了。得点には絡めず試合も0ー0に終わったが、今季9回目のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された。

 チームは先月24日にアルグアシル監督が今シーズン限りで退任することを発表。直近3試合勝利なし(1分け2敗)となり、前節終了時に順位も10位に転落。来季の欧州カップ戦出場のためにはこれ以上勝ち点を落とせない状況に追い込まれ、4位ビルバオとの注目の「バスクダービー」を迎えることになった。

 久保はリーグ戦4試合連続でスタメン出場。前節から1週間以上間隔が空いたとあって“休養十分”立ち上がりから積極的な仕掛け。キレキレのドリブル突破やボールキープで本拠スタジアムを沸かせ、相手は反則で止めるしかないほど躍動感あるプレーを披露。決定機こそ訪れなかったがコンディションの良さをアピールした。

 後半4分にはゴール前でボールを受けると、ダブルチームで対応されても臆することなく縦に持ちだし右足一閃。これは相手GKの攻守に阻まれたがスタンドからは大きな拍手が送られた。さらに同23分にはドリブル突破からエリア内で引っかけられたかに見えたが、主審はノーファウルの判定。これにはスタンドから大きなブーイングが上がった。

 相手からユニホームをつかまれるなど厳しいマークを受けながらも奮闘したが今季6点目は最後まで生まれず。0ー0のまま後半37分に途中交代となり、試合もスコアレスドロー。互いに勝ち点1を分け合い、チームは11位へと順位を落とした。

スポーツニッポン

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