辻陽太、上村優也を破り「ＩＷＧＰ　ＧＬＯＢＡＬ」４度目防衛成功…内藤哲也の退団で「ロス・インゴ」に「一区切りなのかもしれない」…５・４福岡全成績

Ｖ４達成後に「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のメンバーと記念撮影する辻陽太（前列中央。写真提供・新日本プロレス）

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◆新日本プロレス「レスリングどんたく　２０２５」（４日、福岡国際センター）観衆５４０７（満員）

　新日本プロレスは４日、福岡国際センターで「レスリングどんたく　２０２５」を開催した。

　ＩＷＧＰ　ＧＬＯＢＡＬヘビー級選手権は、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」（ＬＩＪ）の王者・辻陽太が２３分４３秒、ジーンブラスターで上村優也を破り、４度目の防衛に成功した。

　今大会で「ＬＩＪ」の内藤哲也とＢＵＳＨＩが退団。試合後のリングに高橋ヒロム、鷹木信悟、ＢＵＳＨＩ、内藤がリングに登場。辻を中心に、５人は記念撮影し、続いてグータッチをかわした。

　マイクを持った辻は「内藤さん！　ＢＵＳＨＩさん！　最後にちょっとだけいいかな」と呼びかけ「内藤さん、ＢＵＳＨＩさんがいなくなるということは、この、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、一区切りなのかもしれない。でも、覚えておいてくれ。俺たちは制御不能を忘れない。心の中のどこかでは、いつまでもつながってるってこともな。またどっかで会おうぜ！」とメッセージを送った。

　さらに辻は「さあ、このベルトを使って、次は誰と戦おうか？」と問いかけると、ゲイブ・キッドがリングに登場し「２月のオオサカでは、この俺を倒してないぞ！　６ガツ１５、オオサカジョー。ダレガサイコウカ、ミテミマショウ！」と６・１５大阪城ホール大会での挑戦を突きつけた。王者は「オイ、ゲイブ！　見せてやろうぜ、俺たちの新日本プロレスをな！　オイ、新日本プロレスよ！　覚悟はいいか！」と受諾し、大阪城での一騎打ちが確実になった。

　◆５・４福岡全成績

　▼第１試合　２０分１本勝負

外道、○石森太二（６分０１秒、外道クラッチ）ばってん×ぶらぶら●、めんたい☆キッド

　▼第２試合　２０分１本勝負

○マスター・ワト、ＹＯＳＨＩ—ＨＡＳＨＩ（８分４６秒、通天閣ジャーマンスープレックスホールド）ジェイコブ・オースティン・ヤング●、グレート—Ｏ—カーン

　▼第３試合　スターダム提供試合

コグマ、○葉月、舞華（９分１５秒、垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め）水森由菜●、ＡＺＭ、スターライト・キッド

　▼第４試合　３０分１本勝負　

○ボルチン・オレッグ、エル・ファンタズモ（８分０５秒、カミカゼ→片エビ固め）ロッキー・ロメロ●、ＫＯＮＯＳＵＫＥ　ＴＡＫＥＳＨＩＴＡ

　▼第５試合　３０分１本勝負

ＴＡＪＩＲＩ、筑前りょう太、ＹＯＨ、矢野通、○棚橋弘至（１０分２２秒、ハイフライフロー→片エビ固め）ハートリー・ジャクソン●、藤田晃生、ロビー・イーグルス、大岩陵平、ザック・セイバーＪｒ．

　▼第６試合　３０分１本勝負　

ＢＵＳＨＩ、高橋ヒロム、内藤哲也、○鷹木信悟（１０分０５秒、バーニングドラゴン→体固め）ＴＡＫＡみちのく●、タイチ、石井智宏、海野翔太

　▼ＩＷＧＰ　ＧＬＯＢＡＬヘビー級選手権試合　６０分１本勝負

○王者・辻陽太（２３分４３秒、ジーンブラスター→片エビ固め）挑戦者・上村優也●

　▼ＩＷＧＰ世界ヘビー級選手権試合　６０分１本勝負　

○王者・後藤洋央紀（２４分０１秒、ＧＴＲ改→片エビ固め）挑戦者・カラム・ニューマン●