阪神・富田 ショートスターターの役目きっちり3回1失点 「良い部分は多かった」
2025年5月6日(火)5時15分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 阪神10—1巨人(2025年5月5日 東京D)
阪神・富田がショートスターターとしての役割を果たした。先発で3回を3安打1失点。最少失点でビーズリーにバトンを渡した。
「良い部分は多かった。あとは、先頭打者をもっと意識して投げていきたい」
悔いが残ったのは3回。先頭・ヘルナンデスへの四球から1死一、三塁とされ、若林に先制犠飛を許した。「無駄な四球から始まってしまった。そこを次は詰めていきたい」。今季17イニング目で与えた初の四球にも反省を忘れなかった。
前回先発した4月24日DeNA戦から中10日。調整期間で投球スタイルを見つめ直した。「長いイニングを投げようとするのではなく、一人一人に対して全力で勝負する」。勝敗こそつかなかったが、勝利につながる投球を演じた。