大栄翔が14番 大関取り足場固めの春場所で10勝届かず「千秋楽は情けなかった。そこが上がれる人との差」

2025年5月7日(水)12時50分 スポーツ報知

14番取った大栄翔(左)(カメラ・大西健太)

 大相撲夏場所(11日初日、東京・両国国技館)に向けた時津風一門の連合稽古が7日、両国国技館の相撲教習所で行われた。

 関脇・大栄翔(追手風)は関取衆の申し合い稽古で11番。横綱・豊昇龍(立浪)との三番稽古では3番取って、計14番で5勝9敗だった。回転のいい突っ張りで相手を一気に押し出す相撲が光った。「良いところも悪いところも出たが、内容のある稽古だったと思う。自分の相撲を取り切れれば、力が伝わる感覚がある。三役が来ていてレベルが高かったが、力を出せた」と振り返った。

 1月の初場所で11勝を挙げて、先場所は大関取りの足場固めとしたかったが、9勝6敗で目標としていた2ケタ勝利に届かなかった。先場所の千秋楽で敗れたことを反省点として挙げ、「千秋楽は情けなかった。そこが(大関に)上がれる人と上がれない人の差だと思う」と語った。

 先月28日の番付発表後から精力的に出稽古に出向き、荒汐部屋、錣山部屋、佐渡ケ嶽部屋、境川部屋などを転戦。さまざまなタイプの力士と稽古を積んできた。自身が出向く部屋に関取衆が多く集まることを報道陣に問われると「たまたまです(笑)」と笑みを浮かべた。

スポーツ報知

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