広島が連勝 FWジャーメインのPK弾を守り切って5位浮上
2025年5月7日（水）21時45分 スポーツニッポン
◇明治安田J1リーグ第15節 広島1—0湘南（2025年5月7日 レモンガススタジアム平塚）
広島が前半6分にFWジャーメイン良（30）が決めたPKを守り切って連勝した。前半1分にFW加藤陸次樹（27）のスルーパスに反応したFW中村草太（22）がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。VAR確認で蹴るまでに時間がかかったが、ジャーメインは落ち着いていた。前節の福岡戦のPKは右下に決めており「真ん中に蹴ったことはなかったんで、GKが飛ぶかなと」冷静に決めた。
福岡戦も中村が得たPKをジャーメインが決めた。「草太が仕掛けてくれるのでPKが生まれている。本当に彼の個の力です」と感謝する。ジャーメインの3得点は全てPKで挙げたものだ。「流れの中から取れていない中で、PKでもチームが勝てればいいと思うので。きょうは広島に来て一番パフォーマンスが良くなかった。ここを改善して流れの中からも点を取ってチームを勝たせられるように頑張りたい」と反省を忘れなかった。
ミヒャエル・スキッベ監督（59）は「相手も、自分たちもボールロスが多い試合だった。守備陣は決定的なチャンスをほとんど与えることなく、しっかり守り切れたのは良かった」とクリーンシートで勝ち点3に導いたDF陣とGK大迫敬介（25）をたたえていた。
