今季限りでの退団も囁かれる久保建英 欧州カップ戦の出場権を逃せば「新たな挑戦に踏み出す可能性も」
2025年5月8日(木)6時0分 ココカラネクスト

4戦勝ち無しのソシエダは11位へと順位を落としている(C)Getty Images
久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地時間5月4日(日本時間5日)、ラ・リーガ34節アスレティック・ビルバオ戦に臨み、0-0の引き分けに終わった。これによりチームは4戦連続で勝ち星を逃す結果となり、11位へと順位を落としている。
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勝ち点43のレアル・ソシエダは残り4試合で意地をみせ、来季の欧州カップ戦出場権獲得を目指す状況にある。だが、すでにイマノル・アルグアシル監督の退任が発表されており、さらに主力選手の去就についてさまざまな噂も囁かれるなど、ピッチ外の話題もフォーカスされている。
その中で最も注目されているプレーヤーが、在籍3シーズン目を終えようとしている久保建英だ。これまでも国内外の有力クラブからの関心が伝えられており、今夏の移籍市場での動向も各メディアで大きなトピックとなることは間違いない。
欧州サッカーサイト『French Football Weekly』でも、5月6日に久保の特集記事を掲載し、去就の行方を占っている。その中では、アスレティック・ビルバオ戦後、久保がドローという結果に対し語ったコメントを紹介。現在のチーム状況を以下の様に振り返っている。
「試合を支配して、チャンスを次々に作る戦いができず少し寂しい。以前と比べても、今季は上手くいっていない」
チームの戦いぶりに対する苦しい胸の内を明かした他、来季の去就についても言及しており、「今のところ契約があるので、目標はレアルに残ってこのクラブの成長を見届けること。でも監督もそうだが、将来のことは誰にも分からない。今のところは契約があり、レアルの選手だ」などと語ったという。
また同メディアも、「クボの将来は依然として不透明」と指摘。さらに、「(来季の)欧州大会出場が叶わず、クラブのプロジェクトが迷走するようであればクボは今夏、新たな挑戦に踏み出す可能性が高いだろう」として、今季終了時での退団もあり得ると論じている。
指揮官の退任など、レアル・ソシエダはまさに大きな過渡期を迎えていることは明らか。その中で、2029年までの契約を残す久保は今季終了後、果たしてどのような決断を下すのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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