【RIZIN】元王者ケラモフと対戦の木村 「チャンス。勝てばタイトル狙える」

2025年5月8日(木)17時33分 スポーツニッポン

 格闘技イベントRIZINは8日、都内で「RIZIN LANDMARK11 in SAPPORO」(6月14日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の対戦カードを発表した。

 会見にはすでに元フェザー級王者ヴガール・ケラモフ(33=アゼルバイジャン)と対戦する木村柊也(24=BRAVE)が登場。「ケラモフはとても強い。しっかり準備して3月と同じように会場を爆発させて勝ちたい」と意気込む。

 木村は3歳から日本拳法を始める。明大学在学中は体育会拳法部に所属。2019年には全日本拳法個人選手権大会で最年少の18歳で優勝した。大学1年生での優勝は同大出身で現在プロレスラーの拳王以来、史上2人目。コロナ禍で2大会中止後、22年大会でも優勝し2連覇。また全日本学生拳法個人選手権大会でも1年時より3連覇(20年は大会中止)。22歳よりMMAをはじめ、23年12月、プロデビュー戦のGLADIATORで田口翔太に1R66秒、右ストレートでKO勝利した。独特の間合いやステップ、踏み込みの速さ、日本拳法を生かしKOを量産。24年10月、Angel’s FC暫定ライト級/ICKFフェザー級王者キム・ウィジョンとの初の国際戦では左右パウンドで1RTKO勝利した。25年3月、地元四国でRIZIN初参戦。1R54秒、横山武司から右フックでダウンを奪いパウンドアウト。MMA戦績を5戦全勝、全て初回KO勝ちだ。

 いきなり元王者の再起戦に抜てきされ、「自分でいいのかと思ったが、ここはチャンスと思って受けた。元王者だし、(勝てばタイトル戦線にも浮上を)そこを狙っている」と下克上を果たせば、一気にタイトルへ前進する。

 榊原信行CEOも「木村のここまでの戦いを見て行くなら行くべきと思った。これはビッグチャンス。勝てばタイトル戦線に絡んでもおかしくない。ジャンプアップする」と木村の戦いぶりに期待を寄せる。

 RIZINの新星が元王者のテイクダウンを切りその強烈な右で、フェザー級戦線の台風の目となる。

スポーツニッポン

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