【RIZIN】パンクラス女王ソルトと対戦の万智 「勝って当たり前。圧倒してアピールする」

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　格闘技イベントRIZINは8日、都内で「RIZIN　LANDMARK11　in　SAPPORO」（6月14日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ）の対戦カードを発表した。

　女子ストロー級（52・5キロ以下）で対戦する第5代ストロー級クイーン・オブ・パンクラシストのソルト（34＝マルスジム）と万智（21＝67ジム）が会見した。

　3月30日の香川大会に続いての参戦する万智は「相手はパンクラスの王者が相手。私はDEEPを背負って戦います」と気合十分。

　万智は小学3年の時に柔道を始めると中学2年時に県大会1位。同時期に友達の家族と初めてRIZINを見て感動し、総合格闘家になると決意する。高校進学後はケガに泣かされたが、3年の時に格闘技ジムに入会。アマチュアで経験を積み、22年11月のDEEP　JEWELSでプロデビュー。23年2月の2戦目でHIMEを1Rリアネイキッドチョークで勝利した。5月には3連勝中のキム・ユジョン相手に初の国際戦。1R中盤にテイクダウンを奪うとパウンドや肘を打ち落とし最後はアメリカーナを決め3連勝とした。23年10月、RIZIN初参戦。修斗現役王者の渡辺彩華を相手に判定2−1で勝利した。その翌月、DEEP　JEWELSストロー級暫定王座決定戦で松田亜莉紗にスプリット判定負け。24年5月、松田が返上した王座を懸けパク・シウと対戦。打撃でも退かず足関節でもダメージを与えるなど肉薄したが判定負けで2連敗。9月にはラウェイ王者スーリ・マンフレディを2R　肩固めで破り再起戦に勝利。3月の香川大会に1年5カ月ぶり2度目のRIZINで同い年のパク・ソヨンを相手に打撃戦を展開し、2RグラウンドパンチでTKO勝利を収めた。

　成長著しい万智だが、対戦相手のソルトには「手足が長い。でも組んで勝ちたい」とストライカーのソルトを自らの土俵の寝技勝負に持ち込む。「DEEPで負けているのに今回はパンクラスの王者が相手。ここで戦うことはおいしい。勝つのは当たり前で圧倒してアピールしたい」とRIZINの女子ストロー級タイトル新設に強さを見せたいところ。榊原CEOは「世界を見ればこの階級が当たり前。核の選手が出てきて熱のあるカードができれば。ストロー級じゃないと海外で活躍できない。この2人には期待したい」と話していた。