プレミアで大苦戦もEL決勝へ! トッテナム指揮官が周囲の批判に応戦「希望と夢を与えた」

2025年5月9日(金)10時29分 サッカーキング

トッテナムを率いるポステコグルー監督 [写真]=Getty Images

 トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、ヨーロッパリーグ(EL)制覇に向けた決意を語った。9日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。

 EL準決勝・セカンドレグが行われ、トッテナムは敵地でボデ/グリムトと対戦した。ホームで“ノルウェー王者”を迎え撃ったファーストレグでは、3−1の快勝を収めて大きなアドバンテージを確保したトッテナム。迎えたセカンドレグも63分にドミニク・ソランケの先制弾でスコアを動かすと、69分にはペドロ・ポロが追加点を奪取。敵地開催の第2戦を2−0で制し、トッテナムが2戦合計5−1で決勝進出を決めた。

 試合後のインタビューに応じたポステコグルー監督は、プレミアリーグで苦戦が続くなかでのEL決勝進出について「多くの人を苛立たせることになるだろう」とコメント。「今や議論が巻き起こっている。我々にトロフィーがふさわしくないという声がある」と一部の批判的な意見に触れつつ、「リーグ戦で苦戦している?だから何だっていうんだ。それは別問題だ。リーグ戦の成績とは関係ない」とタイトル獲得への想いを口に。また、決勝では同じくプレミアリーグで苦しむマンチェスター・ユナイテッドと対戦する点に対しては、「誰が苦しんでいようがいまいが、そんなことは気にしない。私たちもマンチェスター・ユナイテッドも決勝の舞台に立つ資格は十分にある」と主張している。

 さらに、「この大会が重要だと私はずっと言ってきた。今起きていることは、みんながそれを恐れ始めたということだ。本当に我々が優勝するかもしれないと。だからこそ何とかして貶めようとしている。『今季は出来が悪かった』とか、『このチームにそんな価値はない』とか、あるいは『マンチェスター・ユナイテッドと比較すればどうこう』とかね」と説明。「もし私たちがユナイテッド並みの実績を持っていたら、また見方も違ったかもしれない。でも、今は違う。だからこそ、これはとてつもなく大きな意味がある。この15年、20年の間にクラブとサポーターが経験してきたことを考えれば当然のことだ」とEL制覇への意欲を語った。

 インタビューの最後には「私たちはサポーターに“何か特別なことができるかもしれない”という希望と夢を与えたんだ」と自信を強調。両者ともに今季初のタイトルをかけて争われるEL決勝は、21日に『サン・マメス』で開催される。

サッカーキング

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