J2北海道コンサドーレ札幌DF家泉怜依が11日の古巣いわき戦で2戦ぶりの完封誓う
2025年5月9日(金)7時5分 スポーツ報知
ストレッチするJ2札幌DF家泉怜依(カメラ・砂田 秀人)
J2北海道コンサドーレ札幌DF家泉怜依(25)が、古巣相手の勝利で屈辱を晴らしにいく。オフ明けの札幌は8日、宮の沢で練習を再開。11日に敵地で対戦するいわきは、家泉が22年にプロ生活を歩み出し、2年間プレーしたクラブになる。初対戦へ「相手に得点を与えて盛り上がられるのは本当に嫌。集中して失点しないことだけを考えたい」と2戦ぶりの完封を誓った。
前節6日のホーム・磐田戦は今季最多の4点を奪われ、2—4で敗れた。全失点を振り返りながら猛省した家泉は「これまではちゃんとできていないのに守れたり、うまくいき過ぎていた面があった」と漏らした。磐田戦前まで、自身がフル出場した8戦での失点は7。「今までの試合ではハイプレスがうまくはまればボールを取れていたが、能力の高い磐田には1本で前に入れられた」と改めて、勝負の厳しさを思い知らされた。
前半25分までに3失点した磐田戦は映像で見返した。「セーフティーにやらなかったり意味の分からないプレーをしていた。失点してる時こそ落ち着いてやらないと」と修正箇所は頭に叩き込んだ。「悪いところはいわきに行く前に知れたので。絶対に出て、勝ちたい」。磐田戦では1—4からチーム最多タイの3得点目を決めたが、古巣戦ではゴールは二の次。DFとしての役割を全うし、勝ち点3につなげる。(砂田 秀人)