「そこまで期待せずにできたら」松山英樹はマスターズ以来の復帰戦で5アンダー11位発進
2025年5月9日(金)8時54分 スポーツニッポン
◇米男子ゴルフツアー トゥルーイスト選手権第1日(2025年5月8日 米ペンシルベニア州 フィラデルフィア・クリケットクラブ=7119ヤード、パー70)
8日に第1ラウンドが行われ、松山英樹(33=LEXUS)は6バーディー、1ボギーの65で回り、首位と4打差の11位発進となった。
4月のマスターズ以来の出場となる松山はインから出て13番で4・5メートルのパットを沈めてバーディーを先行させた。パー3の14番で第1打をバンカーに入れてボギーとしたが、17番で4メートルにつけて1アンダーで折り返した。
後半は4番で5メートルのパットを流し込むと、6番は4メートル、7番は1・5メートルのチャンスをものにして連続バーディー。最終9番でも3・5メートルを入れてバーディーで締めた。
4週ぶりの復帰戦としては悪くないスタートだが、中継局のインタビューでショットの感触を聞かれると「スコアとはマッチングしていない感じ。距離が長いところで逆に良い感じで打てたりしていたのでそこは助かった。少しずつショットもいいところが出てきたけど、割合が大分悪い」と苦笑を浮かべた。
ミドルパットがよく決まったグリーン上については「悪くない。途中嫌な感じがあったたけど、立て直せたので良かった」と手応えをにじませたが、満足にはほど遠いようで、2日目に向けても「そこまで期待せずにできたらいい」と威勢のいい言葉はなかった。
61のキース・ミッチェル(33=米国)が単独トップに立った。