【リーグワン】相模原HC「一貫性がなかった」終盤6試合1勝5敗で初のPO進出ならず
2025年5月9日(金)21時27分 スポーツニッポン
◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部最終節 相模原21—34浦安(2025年5月9日 東京・秩父宮ラグビー場)
相模原は最下位が確定している浦安に21—34で敗れ、12敗目(6勝)を喫した。総勝ち点は26のままで、あす10日の試合で10位のトヨタが引き分け以下なら9位、勝てば10位で確定する。
雨が降りしきる中での試合で、前半は3トライを奪い21—28で折り返したが、後半は攻め手を欠いて無得点。入れ替え戦の回避も確定しており、シーズン最後の試合を黒星で終えることになった。
グレン・ディレーニー・ヘッドコーチ(HC)はシーズンを総括し、「リーグ全体で全チームが強くなった。今日勝てば、7位まで上がるチャンスがあった。我々もいいところがあったが、一貫性がなかった」とコメント。今季は神戸、東京SG、横浜に勝つなど、初のプレーオフ進出が見えた時期があったものの、終盤6試合は1勝5敗と負けが込んだ。
試合中にはチームから、南アフリカ代表のWTBカートリー・アレンゼ、40歳のHO安江祥光ら大量20人も退団が発表された。ゲーム主将のNo・8吉田杏は「試合前のロッカーで、離れる選手もいる中で、いい送り出しをしたいというメッセージを伝えていた」と肩を落とし、ディレーニーHCも「プロの世界で一番つらいこと」と話した。