【EL】優勝で来季CL出場にベンゲル氏が異論...リーグ低迷トットナム指揮官反論「誰が気にするんだ?」

2025年5月9日(金)9時38分 スポーツニッポン

 ◇欧州リーグ(EL)準決勝第2戦 ボデグリムト(ノルウェー)0—2(2戦合計1—5)トットナム(イングランド)(2025年5月8日 ノルウェー・ボデ アスプミラ・スタディオン)

 トットナム(イングランド)が敵地での第2戦でボデグリムト(ノルウェー)を2—0で破り、2戦合計5—1で決勝へ進んだ。決勝進出は前身のUEFAカップで2度目の制覇を果たした83〜84年シーズン以来41季ぶり。21日(日本時間22日)の決勝(スペイン・ビルバオ)はマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)とのプレミアリーグ勢対決となった。

 北極圏にあるボデグリムトのホームに乗り込んだトットナムは後半18分、左CKをDFロメロが頭で落とし、MFソランケが押し込んで先制。同24分にはDFポロが挙げた右クロスが左ポストに当たって入り、ノルウェー勢初の決勝進出をもくろむ地元チームを沈黙させた。

 トットナムはプレミアリーグでは現在16位と不振。リスクもある攻撃的戦術を貫いてきたが、今大会の決勝トーナメントに入ってからは手堅い戦い方を選択している。ポステコグルー監督は「選手たちが何をすべきかハッキリ理解していた。相手にクリーンなボールポゼッションで進入されることは一度もなかった。今夜の課題を理解していた選手たちは称賛に値する」とチームを称えた。

 今大会で優勝すれば来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を得られる。しかし、プレミアリーグが既に来季CL出場権を5枠確保していることもあり、元アーセナル監督のベンゲル氏はリーグで低迷中のトットナムやマンチェスターUのCL出場に異論を唱えている。これに対しポステコグルー監督は「リーグ戦で苦戦しているなんて誰が気にするんだ?決勝進出がそんなに簡単なら、トップ3のチームはなぜ決勝に進出していないんだ?」と反論。「リーグの成績が芳しくないのは分かっている。確かに苦戦してきた。だが、それが決勝進出の価値を下げるものだろうか?我々もユナイテッドも、そこにいる資格を得たと思う」とまくし立てた。

スポーツニッポン

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