【EL】8季ぶりV王手マンU “栄光の7番”背負うマウントが50M弾含む復活の2発「長かった」

2025年5月9日(金)7時22分 スポーツニッポン

 ◇欧州リーグ(EL)準決勝第2戦 マンチェスターU(イングランド)4ー1(2戦合計7ー1)ビルバオ(スペイン)(2025年5月8日 英マンチェスター オールド・トラフォード)

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)がホームでの第2戦でビルバオ(スペイン)に4—1で逆転勝ちし、2戦合計7—1で決勝へ進んだ。マンチェスターUの決勝進出はビジャレアル(スペイン)にPK戦の末に敗れた20〜21年シーズン以来4季ぶり。16〜17年シーズン以来8季ぶり2度目の優勝をかけ、21日(日本時間22日)の決勝(ビルバオ)ではトットナム(イングランド)とのプレミア対決に挑む。

 マンチェスターUは逆転突破を狙うビルバオの勢いに押され、前半31分にミドルシュートを決められて先制を許した(2戦合計3—1)。しかし後半27分、途中出場のMFマウントがペナルティーエリア内で鮮やかなボディーターンから右足で同点ゴール(合計4—1)。同35分にMFカゼミロのヘディングシュートで2—1(合計5—1)と勝ち越すと、40分にはFWホイルンドがマイナスのクロスを押し込み、アディショナルタイムの同46分には相手GKのクリアをカットしたマウントが約50メートルのロングシュートを沈めた。

 マウントの背番号「7」は、かつてカントナ、ベッカム、C・ロナウドらもつけたマンU栄光のナンバー。しかし、チェルシーから昨季加入後は筋肉系のケガを繰り返し、今季はわずか1得点。オフの放出候補にも挙がっていた。今季初の1試合2得点に「ここまで長かった。諦めずに毎日トレーニングに励み、ポジティブでいようと努めた。チャンスがあったら必ず結果を出そうとした」と喜びをかみしめ、「今日はその成果を出せた。ピッチに出た時はタイトなゲームだったが、落ち着かせようとした」と話した。

 今季プレミアリーグでマンチェスターUは16位に低迷。史上ワーストの勝ち点に終わることが確定しているが、今大会で優勝すれば来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を得られる。マウントの2点目の場面では大喜びしたアモリン監督は「今は次の試合のことだけを考えている。決勝までにケガ人を出さないように気をつけたい」と表情を引き締め、「絶対に勝つ。勝たないと何の意味もない」と今季公式戦3戦全敗のトットナム戦へ闘志を高めた。

スポーツニッポン

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