【京都新聞杯】シュタルケ騎手騎乗のネブラディスクは「レース前に興奮」5着 エネルギー消耗が「もったいなかった」
2025年5月10日(土)17時12分 スポーツ報知
ネブラディスク
◆第73回京都新聞杯・G2(5月10日、京都競馬場・芝2200メートル、稍重)
“ダービー最終切符”をかけた3歳重賞は、牡馬10頭によって争われ、川田将雅騎手騎乗で5番人気のショウヘイ(栗東・友道康夫厩舎、父サートゥルナーリア)が、直線抜け出して重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは2分14秒7。
おばに15年のオークスと秋華賞を制したミッキークイーンがいる良血。きさらぎ賞4着以来3か月ぶりのレースで、2勝目と重賞タイトルを獲得した。JRAホームページでは、馬名の意味は「人名より」となっている。
2着は3番人気でデビュー連勝中だったエムズ(松山弘平騎手)、3着は6番人気のデルアヴァー(荻野極騎手)が入った。
アンドレアシュ・シュタルケ騎手(ネブラディスク=5着)「レース前に興奮していたぶん、エネルギーを消耗してしまったのかな。かかっていく馬なので、ペースも影響したと思う。ただ、能力はある。最後まで反応していただけに、消耗がもったいなかった」
浜中俊騎手(ナグルファル=6着)「スタートが上手だったし、誰も行かなかったので、ハナに立つ感じになりました。初めて逃げて物見をしながら走っていて、集中しきれませんでした。テンションや口向きなど、課題が多いので、改善していければ」
北村友一騎手(コーチェラバレー=7着)「調教ではストレッチバンドをつけてうまく走れていますが、いざレースになって道具がなくなると頭が高くなって、踏ん張りの利かないレースになってしまいました。もう少しバランス、リズムを整えながら走らせてあげられればよかったんですが…。それでも、よく伸びてくれています」
和田竜二騎手(ロットブラータ=8着)「テンは様子をうかがいましたが、(この流れなら)もっと行ってもよかった。まだリズムよく運べないですね。これから成長していってくれれば」