元メジャー投手 驚きの方法で知った戦力外通告 スマホ見たら...「飛行機の上で決まったんでしょうね」
2025年5月10日(土)18時22分 スポーツニッポン
元DeNA投手で巨人、ブルージェイズにも在籍した山口俊氏(37)が、10日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(土曜後5・00)に出演し、まさかの戦力外通告エピソードを披露した。
この日のテーマはずばり「爆笑!戦力外通告」。山口氏は巨人から20年にブルージェイズへ移籍し、メジャーに挑戦した。想定外の事態が起きたのが、2年目のキャンプイン直前だった。
「メジャー2年目で渡米したんですけど、当時フロリダで自主トレがあって、キャンプがあって、合わせて20時間でくらい着いて、家でスマホを見てヤフーニュースを開いたら、“山口、DFA”って、ヤフートップに上がっているんですよ」。DFAとはメジャーで40人選手枠から外れることを意味する状況。選手人生を左右する重要な出来事を、山口氏はヤフーニュースで知ったといい、スタジオには驚きの声が広がった。
不穏な空気は、渡米前から流れていたという。「成田空港でビザを出したら、“このビザは使えません”と言われた。そんなはずはないと。まだメジャーの契約もあるのに、ビザが使えないという流れがあって。でも説明したらギリギリ乗れて」。MCの「千鳥」大悟は「お前は別にあっちで仕事ないだろ?みたいな?」、ノブも「空港職員の方が早く知ってたんだ」と笑わせていた。
代理人からはすぐに連絡があったという。「“伝えるのが遅くなった”と。恐らく飛行機の上で決まったんでしょうね」。その後、球団からは自由契約に。メジャー7、8球団からオファーが来たといい、ジャイアンツとの契約が成立した。
ジャイアンツからはすぐに指示が。「契約が決まったら、“5時間後の飛行機に乗ってくれ”と言われて、そのままぶあーっと準備して、フロリダからアリゾナの方に5時間後の飛行機に乗って行って、また2年目のシーズンが始まった」と、ドタバタ劇を振り返っていた。