鹿島・鬼木監督「気持ちのこもったいいゲーム」「選手と一緒に戦えた」昨季まで8年率いた川崎に勝利

2025年5月11日(日)15時51分 スポーツ報知

前半46分、鹿島・舩橋佑が同点のゴールを決めガッツポーズをする鈴木優磨(カメラ・中島 傑)

◆明治安田J1リーグ▽第16節 鹿島2—1川崎(11日・国立)

 J1首位の鹿島は川崎に2—1で競り勝ち、首位の座を守った。0—1からMF舩橋佑、FW田川亨介のゴールで逆転した。

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 鬼木達監督は「両チームのサポーターが非常にいい雰囲気を作ってくださった。選手は幸せだと思うし、こういうゲームが多くあればいいと強く思いました」と6万人に迫った聴衆に感謝を示した上で「苦しい中、守備で全員が体を張ったところが勝利につながった。気持ちのこもったいいゲームだった」と試合を総括した。

 昨季まで8年間率いたとの初対戦。注目も集めたが「試合中はいつもと変わらない。勝つことだけを求めてやったし、できればもっと自分たちの強みを出して勝てればよかったですが、変な感情を持つのではなく、選手と一緒に目の前の相手と戦えたことはよかった」とうなずいた。川崎への特別な感情は胸にしまい込み、鹿島を勝利に導いた。

 前半7分にセットプレーからあっさりと先制されるなど、序盤は低調なパフォーマンスとなった鹿島だが、同アディショナルタイムにMF舩橋佑のミドルシュートで同点に追いついた。

 後半はMF松村優太、MF知念慶の投入で火力を上げると、同20分に交代出場直後のFW田川が鈴木優磨のスルーパスに抜け出し、相手GKとの1対1を制して勝ち越し点を奪った。6連勝は2020年シーズン以来、5季ぶりとなった。

スポーツ報知

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