大谷翔平、初回に右前打で8試合連続安打 VS元サイ・ヤング賞右腕 今季初の3戦連発13号なるか
2025年5月11日(日)9時13分 スポーツ報知
◆米大リーグ ダイヤモンドバックス—ドジャース(10日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が10日(日本時間11日)、敵地・Dバックス戦に「1番・DH」で先発出場。今季初の3戦連発となる13号アーチの期待がかかる中、初回先頭の第1打席は右前打を放ち、8試合連続安打とした。1ボールから2球目の94・9マイル(約152・7キロ)カットボールを打球総度109・5マイル(約176・2キロ)ではじき返した。
Dバックスの先発、C・バーンズ投手(30)とはこの日まで通算6打数3安打の打率5割、1本塁打、1打点。21年サイ・ヤング賞右腕がオリオールズに所属していた昨年8月28日(同29日)、自身と愛犬・デコピンのボブルヘッドデーとして行われた試合で先頭打者本塁打を放っている。難敵であることは間違いないが、今季初対戦でも打ち砕くことはできるだろうか。
前日9日(同10日)の同戦では、11—11の9回1死一、二塁で2戦連発の12号決勝3ラン。大谷は打った瞬間にバンザイ。MLBが公式X(旧ツイッター)で「もはや映画」と表現した名場面が飛び出し、敵地ながら「MVPコール」が巻き起こった。この日まで最近7試合で5発の量産態勢。この日2発で14号としたメジャー単独トップのジャッジ(ヤンキース)を再び捉えてもおかしくはない無双モードだ。
真美子夫人、長女と会えない今季最長のビジター10連戦もこの日が9戦目。あと2試合で家族の待つロサンゼルスに帰ることができる。チームはT・ヘルナンデス、エドマンら主力打者に負傷者が出始めており、大谷へのマークはより厳しくなっているが、今の背番号17を止めることはなかなか難しい。