畑山隆則氏 敗れたが井岡一翔の序盤からのボディー攻勢を絶賛「作戦を遂行した」
2025年5月11日(日)21時40分 スポーツニッポン
◇プロボクシング WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ 東京・大田区総合体育館(2025年5月11日 東京・大田区総合体育館)
前WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(36=志成)が王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)に0—3の判定負け。世界王座返り咲きを逃した。
それでも10ラウンド中盤にはダウンを奪った。
ABEMAのボクシング中継で解説を務めた元世界2階級王者の畑山隆則氏はマルティネスについて「試合前に考えていたのと一緒。まあ生で見て迫力はありました」と評した。
一方、井岡の戦い方について序盤は狙いが見えなかったが、「ボディーを序盤から打っていましたし、作戦を遂行してたんだな、と。極めつけはダウンですよね。狙ったものではないでしょうけど、終盤にダウン取れるって凄いですよね」と、井岡の丁寧な仕掛けと後半でも切れない精神力を称えた。