J2藤枝MYFC「蒼藤決戦」に敗れて3連敗…16位後退となりMF金子翔太「不完全燃焼です」
2025年5月12日(月)7時32分 スポーツ報知
藤枝の金子(右)はゴール前で磐田の倍井と競り合う(カメラ・里見 祐司)
◆明治安田J2リーグ 第15節 磐田1—0藤枝(11日、ヤマハスタジアム)
藤枝MYFCは0−1でジュビロ磐田との「蒼藤決戦」に敗れて今季2度目の3連敗となった。
最後の最後に落とし穴が待っていた。最低限の勝ち点1も取れず、藤枝は3連敗で16位に後退。古巣への恩返しはかなわず、DF中川創(25)は「悔しい」と唇をかみ締めた。MF金子翔太(30)も「不完全燃焼です。いいプレーを見せたかった」と厳しい表情で振り返った。
天皇杯を含め、磐田との公式戦は4連敗。だが、この日はサポーターの声援を背に受けて、全員が球際で激しく戦った。「前に出て相手の強みをつぶしに行った。クロスやカウンターへの対応もできていた」と須藤大輔監督(48)は守備面の手応えを口にした。
MFシマブク・カズヨシ(25)も磐田MFジョルディ・クルークス(31)とのマッチアップに「楽しかったです。強かったけど、通用したシーンもあった」。臆することなく最多6本のシュートを放ってゴールを狙い続けた。
次はホームで大宮戦。この日の収穫を生かし、今度こそ勝ち点3をつかむ。