【巨人】支配下昇格を狙う育成4年目外野手が攻守で猛アピール 得点圏打率は驚異の6割2分5厘
2025年5月14日(水)19時28分 スポーツ報知
5回2死一、二塁、中前安打を放つ鈴木大和(カメラ・小泉 洋樹)
◆イースタン・リーグ 日本ハム9—2巨人(14日・鎌ケ谷)
巨人の鈴木大和外野手(26)が、攻守で猛アピールした。
イースタン・日本ハム戦(鎌ヶ谷)に「1番・中堅」で先発出場。3回2死一塁から左前安打を放つと、3点を追う5回2死一、二塁では、日本ハムの先発・孫の147キロ直球を中前へはじき返し好機を拡大。マルチ安打をマークし、2軍戦の打率を3割2分1厘まで上げた。
得点圏では8打数5安打で、得点圏打率は驚異の6割2分5厘と、勝負強い打撃を見せている育成4年目の外野手は「あまり意識はしていないけれど、自然と集中力が上がっているのかな」と、笑顔を見せた。
守備でも4回2死から松本剛の中飛を好捕し「僕の場合は、守備はできて当たり前と思われている。大和を守らせておけば安心だと思われるように。今日はそれができてよかった」と、うなずいた。
ホームゲームの試合前には、トレーニングと打ち込みが日課の背番号003は、遠征先でも試合後の素振りを欠かさない。チームは12日に、ソフトバンクと2対1での交換トレードが成立し、残る支配下枠は7つと1枠増えた。
努力を続けた先に、支配下昇格が見えてくる。