「ほんまに勝たせたかったよ」 村田真一氏、巨人赤星の緩急絶賛、同点被弾も「バッターがうまく打ったということ」

2025年5月17日(土)5時30分 スポーツ報知

6回1死、上林誠知(奥)に同点ソロ本塁打を打たれがっくりと肩を落とす赤星優志(カメラ・山崎 賢人)

◆JERA セ・リーグ 巨人4ー2中日(16日・東京ドーム)

 赤星は勝ちこそつかなかったが、本当に申し分のない投球やったと思うよ。真っすぐ、スライダー、フォーク、カットボール、カーブを駆使して緩急もつけてね。6回93球で5安打1失点。上林にスライダーを同点ホームランされたけど、あれも低めや。甘く入ったならもったいないなと思うけど、低めならバッターがうまく打ったということや。

 岡本を故障で欠く打線は得点力不足に悩んでいる。こんな時に先発投手ができることは何より先取点を与えないこと。俺も藤田監督によう言われたよ。「打線が打てない時は、投手が抑えて打てるようになるのを待つしかない」ってね。4回まで毎回走者を出し、そのうち3イニングで得点圏に背負っても粘った。捕手目線で言うなら、バッテリーはやれることはやったよ。

 それにしても打線がさみしいな。金丸もさすがドラ1という投球をしていたとはいえ、新人相手に3安打。初対戦だからまずは直球に合わせるミーティングをしてると思うんやけど、ほとんど真っすぐに差し込まれてたもんな。そこは岡本がいる、いないは関係ないはずや。ほんまに赤星に勝たせたかったよ。尚輝の一発で逆転勝ちできたことをいい薬にして、次は打線が助けてあげてほしいね。(スポーツ報知評論家・村田真一

スポーツ報知

「巨人」をもっと詳しく

「巨人」のニュース

「巨人」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ