佐々木朗希が右肩痛で初の負傷者リスト入り 自身初の中5日登板後に異変 ロッテ時代は規定投球回の経験なし
2025年5月14日(水)10時25分 スポーツ報知
◆米大リーグ ドジャース—アスレチックス(13日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・佐々木朗希投手(23)が13日(日本時間14日)、右肩痛のためメジャー初の負傷者リスト(IL)入りした。前回登板後に右腕に異変が生じていた模様だ。
この日、ドジャースでは右腕・フェイエレイセンが合流。試合前会見でロバーツ監督は「数人、もしくは一人について気になる動きがあるので、今日どうなるか見極めたい。(彼が)その空いた穴を埋める可能性がある」と説明。「気になる動きがある一人というのは佐々木のことか」と質問された指揮官は「今は言えない」としていた。
朗希は9日(同10日)の敵地・Dバックス戦で日米通じてキャリア初の中5日で先発し、5回途中5安打5失点、自身初の0奪三振で降板していた。平均球速は94・8マイル(約152・6キロ)だった。当初はまた中5日で15日(同日)の本拠地・アスレチックス戦に先発する予定だったが、状態次第では長期離脱の可能性も否定できない。この日もグラウンドに姿を見せることはなかった。
ロバーツ監督は「(前回登板後)少し体が痛かったみたいだ。とにかく、彼がフィジカルもメンタルも良い状態でいられるようにしたい。それと(右)腕の状態もね」と話していた。朗希はこの日、グラウンドに姿を見せなかった。ロッテ時代は規定投球回に到達したことがなく、3年目の22年に20試合で129回1/3を投げたのが最多。昨季は自己最多の10勝を挙げたが、18試合で投球回は111イニングだった。故障がちの右腕に渡米後最初の試練が訪れた。