カーショーが18日エンゼルス戦先発へ「我々にとって心強い」ド軍指揮官 212勝左腕が復活マウンド
2025年5月14日(水)8時54分 スポーツニッポン
ドジャース一筋、通算212勝のレジェンド左腕クレイトン・カーショー投手(37)が17日(日本時間18日)のエンゼルス戦で今季初登板初先発することが決まった。13日(同14日)、デーブ・ロバーツ監督がアスレチックス戦の試合前に明言した。
指揮官は「クレイトンは土曜日に先発します。彼がこれまでドジャースという組織にもたらしてきた功績、そしてこの復帰に向けて取り組んできたリハビリの努力を考えれば、彼の復帰は我々にとって非常に大きな“後押し”になります」と復帰登板の日時を明かし、レジェンドに大きな期待を寄せた。
そして「彼自身も、単にアクティブ・ロースターに戻るためだけではなく、チームの勝利に貢献し、結果を出すことを目指しています。つまり“良い投手”として戻ってきたいという強い気持ちを持っているんです。ですから、背番号22が再びローテーションに加わることは、我々にとって非常に心強く、士気を高める出来事です」とカーショーの復帰はチームが一丸となる作用もあると胸を弾ませた。
カーショーは昨年11月に左膝の半月板損傷と左足親指の足底板断裂を修復する2度の手術を受け、今季は開幕を60日間の負傷者リスト(IL)で迎えた。
傘下マイナーではすでにリハビリ登板しており、計5試合に登板。3Aでは3試合、計12回を投げ防御率3・75。前回11日(同12日)のロッキーズ傘下3Aアルバカーキ戦は4回2安打2失点だった。
指揮官は「彼がマイナーで登板したオクラホマシティ(3A)での内容も非常に印象的でした。前回の登板では、本人の基準や好みに照らせば制球には若干の不満があったようですが、それでも彼は効率よく打者を打ち取り、空振りも取れていました」とマイナーでの実戦登板も問題がなかったと強調した。
続けて「クレイトンが戻ってくることで、先発陣に“安定感”と“実績に裏付けられたパフォーマンス”が加わるということ。それは本当に大きな意味があります。今日、彼ともその点について話をして、同じ認識を共有しました」と語った。