山本由伸、前回5失点の中5日で今回は白星 短い登板間隔にも「より一日を丁寧に調整できている」
2025年5月15日(木)15時34分 スポーツ報知
◆米大リーグ ドジャース9—3アスレチックス(14日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャースが14日(日本時間15日)、日本人コンビの活躍でアスレチックス戦に勝利し、28勝15敗の貯金13でナ・リーグ西地区首位をキープした。中5日で先発し、6回4安打3失点6奪三振と好投した山本由伸投手(26)がリーグ3位タイとなる5勝目(3敗)を挙げた。
前回登板に続いて今季2度目の中5日で登板した山本は、88球でクオリティースタート(6回以上3自責以内)と責任を果たし、白星をつかんだ。初回から最速96・9マイル(約155・9キロ)を計測し、3者凡退のスタート。3回にはソダーストロムに一時同点の中越え2ランを浴び、4回には1死一塁からアンドゥハーの適時打でリードを許す展開となった。それでも、金慧成(キム・ヘソン)の待望のメジャー1号ソロで同点に追いついた直後の6回は先頭打者に四球を与えながら、後続を打ち取ると、その裏に代打・ロハスの適時二塁打でドジャースが勝ち越した。8回にはベッツが2点二塁打、マンシーが2号3ランを放ち、一挙5得点で試合を決めた。
前回8日(同9日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦では、5回6安打5失点でメジャー最悪タイの5失点。4回にはモレノに渡米後初の満塁本塁打を浴びたが、今回は同じ“ミス”はなく「(中6日より)一日短いので、より一日を丁寧に、中5日のリズムの中でしっかりと調整はできてるとは思います」とうなずいた。
「カウントを悪くして打たれるというところがすごく多かったですけど、途中からしっかり冷静に分析して、ピッチングの基本的なところを確認して、何とか粘れた方かなと思います」と話した。