「もったいなかった」オリオールズ菅野智之が連続被弾、明かしたマウンド上での心理は

2025年5月16日(金)5時43分 スポーツ報知

◆米大リーグ オリオールズ0—4ツインズ(15日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパーク)

 オリオールズ・菅野智之投手(35)が15日(日本時間16日)、本拠地・ツインズ戦に先発し、7回途中でメジャー自己最多となる103球を投げて6安打4失点、3奪三振1四球と粘ったが、援護に恵まれず3敗目(4勝)を喫した。ツインズは11連勝となり、オリオールズは3連敗で15勝27敗となって、借金が今季ワーストの12となった。

 菅野は2回まで1人の走者も出さない好発進。先頭のルイスに中前安打を浴びて初めて走者を背負った3回は1死一塁で9番打者のカージーに内角低めのスイーパーをうまく捉えられて右翼へ1号先制2ランを浴びた。さらに続くバクストンにも初球を捉えられて10号ソロを被弾。2球連続で本塁打を浴びて3点のリードを許した。

 「あの回(3回)はもったいなかった」と振り返った菅野。「1本目は投げきったと思います。そんなに悪くないコースでしたし。一番いい打者は(1番の)バクストンだと思う。(9番カージーに)四球を出して1死一、二塁でバクストンを迎えるのが嫌だと思っていて。決してなめた訳じゃなく打率など含めててんびんにかけた時に、四球が一番良くないと思って、最近あまり使っていないスライダーで勝負しにいきましたけど。あそこでスプリットも選択肢ありましたけど、後悔はしてないです。2本目は完全に投げミスです」と分析した。

 味方打線がツインズ先発・パダックを攻めあぐねて得点を奪えずにいる中、4回は1死二塁、5回は無死一塁と走者を背負ったが粘って追加点は与えなかった右腕。6回はこの日最速の93・4マイル(約150・3キロ)をマークするなどギアを上げて3者凡退で抑えた。

 6回を終えて93球だったが、前日14日(同15日)にダブルヘッダーで救援陣がフル回転したこともあってか7回も続投。だが1死からメジャーで初めて100球を超えてカストロに左翼線への二塁打を浴びると、続くルイスに左前適時打を浴びて降板。11連勝となったツインズとは対照的に、チームは3連敗で3連敗で15勝27敗となって、借金が今季ワーストの12に膨れあがった。

スポーツ報知

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